仮想通貨という言葉が一般的に耳慣れしてきた昨今ですが、「仮想通貨セミナー」たるものが増えてきているのをご存知でしょうか。
全てが悪とは言わず、優良な情報を得ることもあるでしょうが、商品を売られる可能性もあるので十分に気をつけましょう。
今回は、セミナーが詐欺ではないか、悪徳ではないか見極めるポイントについてまとめました。
目次
セミナーとは
悪徳のセミナーというものは仮想通貨に限らずどこにでも存在しています。
セミナーとは、規模に限らず、特定のカテゴリーについての話を聴き手に周り情報収集をする会です。
無料セミナーは「営業行為を受ける」と同義
無料だから!
と言われることもありますが、「無料」というのは、それよりも得るものが大きいから続けられているのです。
慈善団体ならまだしも、事業として運営をしているのですから、
無料セミナーはすなわち「あなたの話を黙って2時間聞いてあげます」と同義であることを覚えておいてください。
一方的に営業行為ができるのですから、営業側としてはたまらぬ獲物です。
誘い文句に気をつける
まずはセミナーへ誘ってくる人、誘い文句を注意しましょう。
- 突然仮想通貨のセミナーへ誘う
- 資産が何十倍にもなったと言われる
- 画期的な仮想通貨があると言う
- 何を聞いても「ここでは話せない」という
- ビットコインをとにかく全否定する
です。
突然仮想通貨のセミナーへ誘う
今まで別の仕事をしていたのにもかかわらず、突然の連絡をして、アポイントを取ってきます。
セミナーがあってさ
の言葉一言でも会えば、さよならしましょう。
自分のことしか考えていません。
資産が何十倍にもなったと言われる
資産が何十倍にもなった!
と証拠を持ち寄り聞かされます。
すごいとは思うかもしれませんが、もとよりビットコインを含めて仮想通貨は何十倍もの価格になりました。
当時に買っている人は、ほぼ「運」で儲けました。
結果論で「俺が知っている」と言うやつほど、信頼できない人はいません。
画期的な仮想通貨があると言う
画期的な仮想通貨ができた。といってくる人は仕事は何をしていますか?
クローズドな情報がその人に流れるはずはありません。
さらに、画期的な仮想通貨とはどんなものでしょう?
そんなものはありません。
何を聞いても「ここでは話せない」という
詳しい話を聞こうとすると、ここでは話せない、と言ってきます。
意味がわかりません。
セミナーによる、雰囲気や、サクラ、すべてを使ってあなたを洗脳するためです。
そのために、余計なことは言うな、と上に言われているのです。
ビットコインをとにかく全否定する
ビットコインはダメなんだよ!
と全否定をする人は完全に頭やられています。
すべてにおいて、「全否定」は頭やられています。
双方のメリットとデメリットを冷静に答えられない人は、
危険の塊です。
さて、次はセミナーへ行ったけど、怪しかったな、と思った人向けに、「こんなセミナーは危ない」についてお話をしていきます。
危ないセミナーの特徴
危ないセミナーの特徴を箇条書きにしていき、説明をします。
- 儲かる話ばかりだった
- 取引所ではない取引を持ちかける
- 犯罪行為を「ばれない」と勧める
- 最低購入額が高い
- 特典をつけてくる
- 聞いたことが一切ない仮想通貨
です。
儲かる話ばかりだった
儲かる話ばかりで注意喚起がありません。
投資の話でリスクを話さないの意味がわかりません。
利益があれば損失があります。損失の可能性がない、大きな利益はありません。
取引所ではない取引を持ちかける
取引所を通さずに、別で取引をする方法や、勧誘をしてきます。
金融庁で決められた取引所以外での取引は絶対にしてはいけません。
犯罪行為を「ばれない」と勧める
グレーの内容を言ってきたり、税金を脱税するなどを言ってきたら真っ黒です。
グレーの内容は近々黒になります。法律が確実に追いついてきます。
税金を脱税も同様です。ムショ暮らしになります。
最低購入額が高い
なぜか最低購入額が高いです。
MLMと同じですね。
分割して買えない、という時点で、仮想通貨としての機能を果たせていません。
特典をつけてくる
特典をつけて、「今なら」と言ってきます。
自信があるなら、特典をつける意味がありません。
商品に自信がないから、特典をつけてきます。
聞いたことが一切ない仮想通貨
一切耳にしたことがない仮想通貨はやめましょう。
一度かえりみて自らを見つめ直すのです。
うまい話が自分に来る理由は何か?
相手が得をするからです。
以上です。
儲かる話には簡単に乗らない
儲かるの逆には、損をする可能性があるので、簡単に決めてはいけません。
かの有名な資産家、投資家のウォーレンバフェットは、論文を書けない商材に投資はしないほうがいい。
と言っています。
あなたは論文が書けますでしょうか。書けないなら、それは「投資」ではなく、「ギャンブル」です。
ギャンブル好きは中毒なので、僕には止められません。頑張って下さい!