ONEレシート買取アプリがワンファイナンシャル山内奏人(ヤマウチソウト)氏が2018/06/12に公開をしました。
物議を醸していますが、現役高校生ということで素晴らしい!と個人的にはかなり思っています。(年齢は関係ないけど、感動はする。人間だもの)
評判は悪いのか?免許証やSMS認証をすることから、危険性はあるのだろうか、理系でもない私が考察をします。
※わからないところはわかりませんとはっきり言います。
- ONE代表の山内社長かっこいい
- 今回の戦略はリリース予定がある人は学ぶべき
- 個人情報の流出の危険性はない(と思っている)
目次
ONEレシート買取アプリとは
ONEレシート買取アプリとは、わかりやすく伝えると、レシートを買い取ってくれるサービスです。
もうこれ以上わかりやすく説明はできません。実際に使ってみるのが早い、よろし。
ONEレシート買取アプリが話題になった理由
以前から、レシート買取アプリなどはあったにもかかわらず、話題になった理由は、戦略的にマーケティングをしているからです。
高校生だから、騒がれるのかと言っている方もおりましたが、そんな簡単にいくなら、誰もが影武者で中高生使ってサービスリリースしますよ。
高校生だから、ではなくて、ちゃんとプレリリース売っているし、メディアにも取り上げてもらっているし、提携先のTRUST DOCK(トラストドック)の出資先であるガイアックスの株価も上がっていますし、ユーザーだけでなくて経済自体が注目をしたんですよね。
ガイアックス自体がインターネットメディアのプロフェッショナル(サービスがIT領域のマーケ)なので、ガイアックスさまさまです。さすがプロ!
ONEレシート買取アプリの使い方
- SMS認証
- レシート撮影
- 査定結果
- 出金(本人確認)
かんたんに登録ができちゃうみたいです。1日10枚が限度(100円が限度)なので、1ヶ月3000円前後まで稼げるということになりますね。
ロケットニュース24で使い方がわかりやすく書かれていました。
ONEレシート買取アプリのビジネスモデル
ビジネスモデルは純粋にデータの売却だと思われます。
以下2018年6月13日時点での、利用規約から抜粋したもの。
■取得情報の利用目的について
取得情報を取得・収集する際にお客様にお知らせした利用目的、利用規約に定める利用目的又は以下の目的の達成に必要な範囲で、取得情報を利用させていただきます。ただし、あらかじめご本人の同意がある場合および法令等により例外とされる場合を除きます。また、利用目的の変更は、変更前の利用目的と関連性を有すると合理的に認められる範囲で行います。利用目的を変更した場合は、変更された利用目的について、ご本人に通知し、又は公表いたします。
● 本サービスに関する各種事項の連絡や情報提供を行うため。
● 本サービスを提供するため。
● 本サービスの利用者登録をする際に必要な情報入力を簡略化するため。
● 本サービスの利用状況等を調査・分析するため。
● 本サービスの内容をよりご満足いただけるよう改良・改善、又は新サービス開発のため。
● 本サービスの内容をお客様に合わせてカスタマイズするため。
● 本サービスに関する満足度を調査するため。
● 取得情報を統計的に処理した情報を、集約し調査結果として公表するため。
● 本サービス、新サービスその他の各種サービスのご案内やお知らせをお届けするため。
● 調査のご協力依頼や各種イベントへのご参加をお願いしたり、その結果などをご報告するため。
● 本サービス運営上のトラブルの解決のため。
● その他、上記利用目的に付随する目的のため。
● 取得情報を統計的に処理した情報を、集約し調査結果として公表するため。
公表と言っているので、どこか記事やらコンテンツでリリースする予定なのかもしれません。
アプリケーション登録時に年齢や性別を入力すれば、
個人情報といっしょに分析をしたデータとなり、価値があがりますよね。
どこで、どんな人が、何を買ったのか、がわかるビックデータです。
どこか商品開発をしている企業への販売になるのかな?
例えば
○○市○丁目のコンビニでは、20代男性が○○を購入する傾向があるとか。購買傾向が読めるわけで、ユーザーの行動に合わせたお店の配置とか、ニーズを読み取る判断材料になるのではないか。と勝手に推測。でもかなり安易な推測だから参考にしないでくださいね。
この辺は随時情報があがりしだい追記していきます。
yahooも【データの時代になる】と言っている通り、これからはデータの波をうまく乗り、乗れる人が勝つ時代だと思っています。
ゆえに、ONEレシート、私は成功すると思ってます!
ONEレシート買取アプリの評判
ONEレシート買取アプリは、リリースと同時にかなりの人数がダウンロード、利用を開始しています。
アプリの評判は低評価が多いようでした。
理由としては、
期待値高すぎた
限度額を知らせてなかった
レシート以外も査定されてしまう
本人確認が怖い
個人情報の流出が怖い
高校生がつくったアプリが怖い
これらが見られました。
査定が何でもとおってしまう件に関しては、togetterから見てください。
壁とか、人間の顔とか、リモコンとか通ってしまうようです。
山内社長自身はツイッターにて、
現在、サービス開始から約16時間経っており以下のような状況です。
約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザー様から24.54万枚のレシートを買い取らせていただきました。
現在一時的にサービスを停止させていただいております。
— 山内奏人 Soto Yamauchi (@5otoyam) 2018年6月12日
不正なアカウントも7万近くあったとはなしています。
以前別のサービスをリリースした際にも、不正利用が多くて断念したとありましたので、不正利用をどう対処するかが肝になるかもしれません。
世間では、評判が悪いと言っている方もおりますが、山内社長の誠意ある対応がかなりの好印象です。
本当にこの方は高校生なのか!?と思っちゃいますよね。代表がここまで現実から目を背けずに、サービス改善をしているのですから、いい方向に評判は持っていかれるのではないかと予想しています。
アプリの審査が仮に厳しくなったら、次に問題になるのは、折り曲がっているレシートなどは読み取れなくなる点でしょう。審査が厳しい画像認証システムを使うと、読み込み対象の範囲も狭まっていくはずですからねえ。
ちなみに、アプリのレビューなんて、金があれば買えるので、どおってことないですしね。
頑張って!山内社長!
ONEレシート買取アプリの危険性
危険性としては個人情報の扱いです。
私個人としては、問題はないかと思いますが、逆にどこを持って危険と言われているのでしょう?メディアのライターさんコメントください。
以下アプリの規約から抜粋。
■情報の預託
当社は利用目的の達成に必要な範囲内においてお客様から取得した個人情報の全部又は一部を業務委託先に預託することがございます。その際、業務委託先としての適格性を十分審査するとともに、契約にあたって守秘義務に関する事項等を規定し、情報が適正に管理される体制作りを行います。
また、当社は、お客様から取得した個人情報の全部又は一部を、個人情報保護法の定めに基づき共同利用する場合がございます。
● ハッカー等による不当な行為により、お客様及び第三者に損害が生じた場合に関しまして、当社は一切の責任を請け負いません。
情報の委託は、出金。本人確認は委託。SMS認証は自社?かな。データの分析も任せる可能性があるかもしれませんが、現段階では自社だとは思います。
ハッカーによる責任、要は脆弱性があり、そとから攻撃されたらうちは知りませんよ。っていうセーフティーな規約は、当然ではあるかな。
関わりのあるサービス
金融システム「Stripe」
Stripeはマイクロソフト、Amazonなどの大手企業が導入しているサービスなので、問題があったら、世界が大混乱ですね。笑
認証システム「TRUSTDOCK」
株式会社TRUSTDOCKはガイアックスが出資(というか子会社)しています。もともとは、サイバートラスト社が提供するプラットフォームサービスを利用して、開発をしたそうで、どちらともに悪評は特にない会社でした。
(私個人の主観です。)
関わりのあるサービスも当然大手が使っているようなサービスです。トラストドッグは今からなのかな?導入企業の例などはWEBサイト上にはありませんでした。
今回の一連の流れ、提携は、この企業のPRにもなっているんですよね〜、ただの余談ですが。危険性に関しては、上場企業の子会社が関わっているからして、問題はなさそう。
なさそうというのは、システム屋でもない私の企業の経営視点からの考察(しかもほぼ妄想)なので、本当に危険性が知りたい方は、システム屋に頼んでくださいませ。
ONEレシート買取アプリの効率的な使い方
最後に買取アプリを使うのであれば、効率的な使い方で使いたいですよね。そのために肝になるのが習慣化です。
アプリを起動して、レシートを取るという習慣を1日のどこに自然に組み込むか。それが全てです!仮に1枚読み込むのに、30秒と仮定します。10枚で5分、1ヶ月だと150分(2時間半)です。
3000円の報酬で、出金時に手数料200円引かれるので、2800円です。実質時給は1200円です。高いか安いか考えるのは個人にお任せします。
レシート使い家計簿アプリを使っている人は、同時にONEレシート買取アプリを使えばもっと効率があがるでしょう。
コンビニに何かを買いに行った帰り道に歩きながらスキャンをするのもありですね。どこかスキャンのための時間を取るってのは、どこか非効率な気もします。合わせて家計のやりくりと同時に使うのが有効的なのでは?と思います。
逆に言えば、ONEは、その手の家計簿やりくりと一緒にサービス展開をすればよいのでは…
ま、この辺も余談でした。
まとめ
ONEレシートアプリの概要や使い方、評判、危険性についてでした。
- ONE代表の山内社長が好きだ
- 関連企業は良識ある企業
- 今後の動きは画像認証システムのアップデート
- レシート買取アプリ使うなら、他アプリと使う方がいい
関わりのある企業から調べると、安心する気もします。
無駄になってしまうものをお金に変えるという考えが面白い発想のサービスです。
これからも別サービス展開していきそうで、その辺も目が離せませんね。
PS.
メディアの報道だけでは、1ライターがここまでの裏取りをしている会社も少ないですし、煽った方が数字もとれるのであることないことを書かれることもあります。
1考察なので、フェイクニュースではないと言われれば、それまでですけどねえ…
危険の理由を述べないのに、危険って書かれる企業側の気持ちにもなってほしいものだが…
マスゴミだけではなくて、ゴミメディアが増えないことを祈る。
追記:2018/06/18 DMMAUTOが広告出稿、レシートはガソスタのみ
DMMAUTOが広告を出稿しました。レシートは全てのレシートではなくてガソリンスタンドのみとなります。
DMMAUTOが先に提案をしたのか、ONEが先かはわかりません。事実としては、6月5日(2018年)にDMMはアプリをリリースしているものの、あまり話題にはなっていないということ。東洋経済は記事をだされておりましたが。
そこで、今回の話題に乗っかっての広告出稿と考えれば、自然。費用対効果などの内容は経営者ではないので全くわかりませんが。笑
ガソリンスタンドのレシートと一緒に、自分の車の査定を出したいというみこみ客の確保のためにガソリンスタンドにしぼったのでしょうね。
写真を撮って送るというしきいの低さを下げるための提携とみるのがだとうだとはおもいます。
また、ユーザーから要望の多かった本人確認書類提出をはいししました。中古の品の販売という観点から身分証明証がひつようだったそうです。
レシート問題がクリアになったのか?その点は不明。追記します。
DMMは昨年に目の前のものをキャッシュ化できる「CASH(キャッシュ)」というアプリを運営するBank.incを買収(M&A)しています。
買収は2017/10/30に決定し、70億円での買収とのことでした。ONEも買収となるのでしょうか。
それにしてもすべてのレシート→ガソリンスタンドのみ
この大きな動きに対して釈明をどのようにするのか次第で、ビジネス的にというよりかは、山内社長への今後の期待値が変わりそうです。
つまりはユーザーが着くか着かないかは今のところ、サービスというよりかは、山内社長にあるのではないかと根拠もない自論を語ってみました。(すみません)
参考:レシート買取アプリ「ONE」がDMM AUTOと連携し再開、ガソリンスタンドのレシートを最大100円で買取へ
事実ベースで情報があがれば私のたわごとではないものを今後追記していきます。