北海道の中南部にある登別は、日帰り入浴やクマ牧場、登別マリンパークニクス、登別地獄谷など、遊び場もあるし、観光名所もあるしで1日でかなり楽しめる場所です。
全部回り切ろう!と思うとなかなか1日で堪能するのが難しいくらいに、おもろい場所があるので、前もって観光スポットを調べて、コースを決めておいた方がいいかもしれません。
てな訳で、レンタカーを借りて、登別観光堪能してきました!
実際に行ってきた上で、レビュー・評価・感想付きで、書いていきます。参考になれば何よりです!
目次
登別とは
登別とは、北海道の中南部にある観光都市です。自然にできた観光スポットと、観光客向けにできたお店がある街です。飲食・遊び・観光と一箇所で全部できるために、1日いても楽しめる場所です。
北海道の中南部あたりって意外と電車で旅をしていても、どこかいいところあるかなーって思うほどに温泉とかないのですがw
登別は函館と札幌の真ん中(だいたいw)あたりなので、北海道に観光しにきた人も、函館スタートならよってみてもいいかもですね。
登別のおすすめ観光スポット
登別のおすすめ観光スポットを何個か紹介します。どれもみたことがあるかもしれないけどw
- 登別地獄谷
- のぼりべつクマ牧場
- 登別マリンパークニクス
- 大湯沼川
- 登別伊達時代村
- 日帰り温泉
1つずつあっさーりとどんな場所か紹介していきますね。
登別地獄谷
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-16-1024x681.jpg)
登別といったら地獄谷ー!というくらいに登別の観光名所として有名な場所です。
地獄谷は北海道を代表する温泉地で、登別温泉の源泉にもなっています。谷底は直径450mもあり、大地獄を中心に15もの地獄があります。
約1万年前に「笠山」という名の活火山が噴火して、爆裂火口跡として残っています。面積は約11haあり、多くの噴気孔や湧出口やがあります。それらから出る湯気、煮えたぎる様が「地獄」の由来となったとか。
神秘的な場所で、硫黄が立ち込める場所って「地獄」とか「恐れ」とかって文字がつくよね。恐山よりも行くのが簡単だけど、地獄を感じられるスポットです。お手頃地獄ってやつやな
のぼりべつクマ牧場
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-1.jpg)
標高550m、山頂付近にある、その名の通り、熊の動物園です。
山頂なので、ロープウェイを使って、入園をします。
元々は、観光施設として、北海道のいる野生動物の保護と観察、研究のために1958年に開園されたそうです。
世界で初のヒグマの多頭集団飼育に成功した場所でもあり、冬ごもりや人工繁殖の実験や教育の普及などもしています。クマを見るだけでなく、アヒルのレースやクマショーなどもしています。
クマを見たり、餌をあげたりするだけではなく、剥製や生態系などを見れる「ヒグマ博物館」があります。奥には「ユーカラの里」という、アイヌ文化を保存する施設もあります。ユーカラの里ではアイヌの服装を無料で借りられたりするので、記念に着て写真撮影なんかも楽しいかと思います。
登別マリンパークニクス
「北欧ロマンと海洋ファンタジー」をテーマにしている水族館です。
北海道最大の水族館を作ろう!となり、多くの企業が関わり、73億円を投じて作った水族館だとか。
北欧ロマン!というだけあり、外観は城で、登別に行けば嫌でもどこにあるかわかる見た目をしています。w
水族館「ニクス城」のふれあいゾーンでは、サメ・エイ・カブトガニなどに触れます。イルカプールやイワシの銀河水槽、陸族館、ニクス広場ではペンギンのパレード、遊園地ニクスランドなど、多くの見る場所、アクティビティがあります。
大湯沼川
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu_7570-1024x768.jpg)
大湯沼川(読み方は「おおゆぬまがわ」と読みます)は地獄谷の北側にある、歩いて大体20分、車では5、6分ほどの場所にある、爆裂火口跡です。こういった沼は世界的にも実は少なく、希少な沼らしいです。
日和山は現在も活火山なので、もくもくと煙が立ち上っていて、緑も多く圧巻の景色です。10月中旬には、紅葉も見ることができ、目が楽しい観光スポットです。
また、近くには天然の足湯が無料開放されています。
登別伊達時代村
登別伊達時代村(のぼりべつだてじだいむら)は江戸時代がテーマの観光スポットで、1992年に開園をしました。
園内には伊達政宗が統治していた仙台藩にゆかりがある建物が再現されています。
カラクリ満載の忍者屋敷や、忍者ショー、パフォーマンスの数々で町並みだけでなく、非日常的な体験ができます。
園内は、侍・武家娘、忍者、舞妓、殿など多くの衣装を貸し出ししているので、好きな格好で回ることができます。
日帰り温泉
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_7600-1024x768.jpg)
登別といえば、温泉!旅館に泊まるだけでなく、日帰り温泉も有名です。
がっつりと旅館の温泉もあれば、少し豪華な公衆浴場もあり、450円で入れる場所もあります。
夢元さぎり湯は、源泉掛け流しの温泉と、ぬるま湯、水風呂、サウナがあり、450円なので、超おすすめです。
駐車場も無料で使えるので、旅の帰り道に温泉に浸かっていきましょう!リラックスしすぎて、眠くなるので注意ですw
登別温泉街で食べ歩き
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC08562.jpg)
登別には温泉街があります。
地ビールの鬼伝説や海産物、蜂蜜のアイスなど、めちゃくちゃ豊富で賑わっている!って感じではないですが、まったーりとしている雰囲気が独特で、心休まります。
ビール好きな方は是非、地ビールを!
登別は日帰り入浴がおすすめ!
登別温泉には日帰り温泉が多くあります。登別に来たのに、温泉に入らず帰るのは非常にもったいないです!
北海道札幌に住んでいても、ここほどに泉質が良い、温泉だあ!という温泉はなかなかないので、是非堪能して欲しいところ。
ひとり旅でも、カップル旅でも、家族旅でも同様に温泉は楽しめると思います。
第一滝本館は日本にある泉質10個のうち、半分がある温泉宿です。料金は2000円以上しますが、圧倒的な品質と湯量なので、お金に余裕がある人にはかなりおすすめです。
35もの湯船があり、温泉を一箇所で十分に堪能ができます。
手頃に登別温泉にサクッと浸かりたい人には、夢元さぎり湯がおすすめです。450円で入ることができます。
[ひとり旅向け]登別観光の日帰りモデルコース
ひとり旅であれば、水族館やクマ牧場はいってもそこまで楽しくないかもしれません。水族館好き、クマ好きであれば、そんなこと気にせず楽しめるでしょうが。w
- 登別地獄谷
- 大湯沼川
- 大湯沼川足湯
- 登別商店街散策
- 日帰り温泉
が無難なルートな気がします。アクティビティは好きなら良しですが、一緒にいる人がいるからこそ数倍楽しい!というイメージがあります。
登別地獄谷は一人でポケーッと歩いて散策して1時間ほどで、そこから歩いて大湯沼川へいき、足湯に入る。その後商店街を散策しつつ、食いたいもんくって、地ビールを飲む。ちょっと休んだら温泉へ浸かる!
至高のひとり旅ルールです。
[カップル向け]登別観光の日帰りモデルコース
カップルの場合は、水族館に行くのか、登別伊達時代村に行くのか、クマ牧場へ行くのか、を決めてから観光することを推奨します。
水族館であれば半日は時間は使いますし、登別伊達時代村も二人で行って着替えなどをすると3〜4時間は使います。クマ牧場もロープウェイで登る時間を含めて、なんだかんだクマを見ていると数時間かかります。
- 登別地獄谷
- 大湯沼川
- 足湯
- クマ牧場
- 日帰り温泉
ここまでで、札幌を10時に出たとして、夜19時くらいにはなります。地獄谷と温泉は外せないとして、他のアクティビティ、テーマパークをどこにするのか、絞った方が良いですね。
忍者村・時代村は全国でもたまーにあるので、せっかくなのであれば、登別にしかないクマ牧場か登別マリンパークニクスを味わって欲しいところです。
登別に行くなら飯は道中でもいいかも?
登別の商店街や食べ歩きには、ご当地グルメです!というほどの登別感があるようなランチは見当たりませんでした。海産物が食べられるところもありますが、正直登別でなくとも北海道であれば各地に旨いもんがたくさんありますからね。
となると、登別に行く途中で早めのランチタイムをとり、食事をしてから登別へ登ることをおすすめします。
実際に行ってみて思いました!w
登別観光の感想!地獄谷、大湯沼川、クマ牧場、温泉ルート
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-15-1024x681.jpg)
札幌を大体10時に出て、車で2時間かからないくらいで登別へ到着。
駐車場へ車を止めて、登別地獄谷へ。
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-14-1024x681.jpg)
そこら中から湧き上がる煙、青森ひとり旅をした時の「恐山」を思い出しました。
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-13-1024x681.jpg)
地獄谷の奥には、透き通った源泉
何かがすごい!と言葉になるというよりかは、自然をただただ感じます
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-11.jpg)
道中に鹿が普通にいました。w
人馴れしているのか、近くで見ていても逃げない。
動物との共存が田舎や北海道のいいところです
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu_7569-1024x768.jpg)
大湯沼川の景色が地獄谷よりも圧巻でした
おおーと息を飲みましたね。
これが自然にできたものだってのがすごい。
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-8.jpg)
足湯のコーナーには人がちらほら、ちょうどいい温度なので、ずっといれそうです。
自然の中で足湯に浸かり、まったりしました
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-7.jpg)
ロープウェイ駅から、クマ牧場へ登ります
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-6.jpg)
ちょうど上がったところでクマが隠した餌を探すコーナーをやっていました
クマでっけー!と思いましたが、子ぐまらしいです。
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-4.jpg)
子ぐまコーナーでは、子ぐまがプロレスしまくってます。
本当の喧嘩なんじゃないの?w
ってくらいに噛むし倒すし、蹴るしで、じゃれ合いがガチすぎた
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu-1.jpg)
オスとメスに分かれているクマへの餌あげコーナーです
餌は100円から買えます
餌をあげようとすると、クマがこっちに手を振るのがかわいい
ちなみにこれはメスですw実際に見てみるとオスとメスの顔が結構違うんですよね
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu_7591-1024x768.jpg)
こちらがオスのクマです。
でかいし、フッサフサ〜としています
メスの方が機敏な気がしました。心なしかですがw
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/noboribetu_7592-1024x768.jpg)
クマ牧場は山頂なので、景色も抜群にいいです
倶多楽湖が見れます
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_7598-768x1024.jpg)
ロープウェイで下山をしたら温泉!
活火山からの源泉なので、結構熱々でした
ぬるま湯もあるので、かなり長時間いけます
![](https://kazumune.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC08562.jpg)
帰りはおビールを飲んで帰宅!
あっという間に一日が経ちました
まとめ
登別のおすすめ観光スポットと、ひとり旅とカップルのモデルコース、実際に行ってみた体験談でした!
新千歳空港からは1時間、札幌からは2時間ほどかかるので、北海道旅行に来たら、初日に登別観光を組んでもいいかもしれませんね。青春18切符や北海道&東日本パスでもいける場所なので、ぶらっとノープラン旅でも立ち寄れます。
世界有数の〇〇!というような貴重な場所がある観光地なので、きっと楽しめると思います。個人的には満足度がかなり高かったです!
北海道旅行に来たら、ぜひ行ってみてくださいな。読んでいただきありがとうございました〜。