[漫画村]著作権違反じゃない?運営者は誰だ!削除されない理由は刑法?国?

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漫画村

今や10代、20代のトレンドにもなりそうな漫画村ですが、

違法ではないのか?違法なものには手を出すなという声も公式で上がり始めています。

子供の親としても、小さな頃から違法な事に手を染めさせたくないという思いもあるでしょうし、

今回はそんな漫画村についてを解説していきます。

漫画村とは

一言で言えば、漫画が無料で観れるサイトです。

2017/10/25より運営者・lichiro ebisu(本名非公開)が運営しており、日本国内のいかなる企業・個人との関わりはありませんと漫画村内に記載されています。

詳しくを知りたい方は、漫画村を追いかけている方のブログである、

漫画違法配信サイト「漫画村」の黒幕に迫る/無能ブログ

を見てみてください。

0Chiakiさんの腕は素晴らしく、書いてあるブログも超絶面白い。文章力、論理ともにしっかりとされていて非常に読みやすい。

集英社が動き出した

最近の動き(2018年2月)でいうと、集英社が直接週刊誌内で呼びかけるほどに、違法サイトだと注意喚起をされております。

参考:集英社 少年ジャンプが漫画村を批判「漫画村は違法サイト」「知らないも罪」

違法なダウンロードが違法な人の支援をしてしまっている、とある通り、大きく漫画村本来を責めているわけではありませんが、動き出しているのは確かです。

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漫画村の利用者数

現在漫画村の利用者数はかなりの数をほこり、26位となっています。PV数は、1億5000万PVほどで、クロームの拡張機能であるSimilarWeb(シミラーウェブ)でみることができます。

シミラーウェブは正確な数字ではないにせよ、高い数字であることは確かです。

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なぜ広まったのか

広まった理由も様々でしょうが、一つとしては、漫画村を見るなという声でしょう。

知らない人が、漫画村を勧めないにせよ、漫画村を見るんじゃない!という声によって、拡散。

認知して利用者になった方は正確なデータはありませんが、多いと考えられます。

訴える気がないものが騒ぐのではなくて、本人が隙を見て直撃させるべきが喧嘩の常套手段ですが、ネットで物議が交わされているうちに、策を打たれることもあるでしょう。

現に今回も、漫画村は違法なのかという質問に対しての回答が漫画村内でちょこちょこ変わりましたが、最終的には(2018年2月)アップされたデータを集積しているからただのまとめですよ?と言われてしまっています。

もう一つは便利だ!と正直に言ってしまう人

もっと著作権者、創造をする人へのリスペクトをしろよ。という声もあるでしょうが、見ている人が多い中で正直に言ってしまった人だけを責められはしないですね。

あまりの数に、違法なものを勧めた人に対して粛清などもなく、ネットは自由であり無法地帯であることがわかります。

言論の自由てすごい。

漫画村が違法ではない理由

漫画村が違法!と言われている中で、違法ではないと言われることもあります。

運営側からは、

漫画村1

漫画村

漫画村3

引用:漫画村

と言っています。

僕が見た中でも、なるほどと思った由縁は、2つありまして、

  • 国交のない国での運営だから法律が効かない
  • アップロードをしているのは自身ではなくて他のユーザー

僕は専門家でもウェブ屋でもシステム屋でもないために、もっと詳しく解説しているサイトもあるでしょうから、簡単に程度に聞き流してください。

国交のない国での運営だから法律が効かない

漫画村のドメインをwhois検索すると、確かに日本国内ではない位置が出てきます。

自分でも調べられるので、暇な人はかけてみてください。

海外とありますが、ペーパーカンパニー、もしくは何らかの方法を使っての海外サーバー経由でしょうか?国内からの可能性が高いと言われていますが、真実は不明。

国交ない国での無断や違法の著作物に関しての考え方としては、

刑法の対象となるのが「日本国民」になっていることから、サイト運営者が海外サーバーでも、日本人であれば訴えられるという方もいるようでしたが、

根本的に、日本国民ではないと白を切られる、もしくは誰かをポストに置かれてしまえば、言い逃れできるのでは?という可能性が1点。

もう一点は、

北朝鮮との無断放映でもめた事件から、国交のない国での著作権の無断放映は文化庁が許してしまっている例があることから、国をまたいで調査、告訴ができない。

以前に許してしまっているのが原因だが、国民総出で動かせばともかく文化庁が認めてしまっているというのは確かに大きいのかもしれない。

参考:無断放映/ウィキペディア

アップロード他のユーザー

画像のデータをアップロードしているのは漫画村の運営者ではなくて、別だと明記してあった。

漫画村はネット上に落ちている画像を機械で収集して保存しているウェブ型クローンサイトです。 保存元で非公開になると見れなくなります。 サイトは無料で利用できます。

引用:漫画村

とあります。

あくまでも、

インターネットにアップロードをしてあるものを集積して出来上がったのが漫画村であり、文句を言うならば、同じ国にいるその人を追求してください。なんで僕だけ言われるんですか?

っていう正論っちゃあ正論なわけですねえ。

どのようなシステムを使っているのかはわかりませんが、正味なところ、ネットに落ちてある画像を集積しているのであれば、もし仮に漫画村を訴えるには、今漫画のコマをアップしている全員を片っ端から検挙しないといけないわけでありまして、「はあ〜なるほど、」と関心をしてしまったわけです。

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見ている人は違法じゃないのか

著作権法には、違法ダウンロードは映像と音声のみであるとあり、

著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
一 公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製する場合

二 技術的保護手段の回避(技術的保護手段に用いられている信号の除去又は改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第120条の2第一号及び第二号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合

三 著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合

ささっと読んだ感じでは、閲覧する行為自体違法ではないようだが、専門家ではないために、断言はしませんし、論理がずれているかもしれません。

ただ確かに、違法ダウンロードの概念は文化庁にある通りで、漫画を見る行為が「ダウンロード」ではない。のは確かでした。

ウィルスの危険性はあるか

ウィルスの危険性を喚起されていますが、現時点で1億以上のPVがあり、もし仮に感染をするのであればツイッター、2chが放っておかないでしょう。

ネットに詳しいわけではありませんが、ともあれば情報が入っているはずなのでウィルスの危険性は信憑性にかける情報であるでしょう。

逆に言えば、大丈夫である。という情報もまた運営元や情報に詳しい人しかわからないためにほとんどの方は経験則で大丈夫とはいえども、明確な理由は言えないでしょう。

追記:マイニングソフトが導入されていたようで、アクセスしたユーザーのデバイスでの仮想通貨のマイニングを行っていたとか?スクリプトが組まれていたようで、その辺は有識者ではない私が語っても仕方がありませんので、別記事で読まれてくださいね。

ですのでウイルスという心配よりかは、通信料やデバイスへの負担がユーザーへかかっていたようです。私の知人も漫画村を読んでいるものがおりましたが、データ通信料がやけにかかるという理由がわかりました。

なぜ漫画村は無くならないのか

んー、刑法で裁けないのか、訴えられていないのか、訴えないのか、理由は不明ですなあ。

訴えている可能性

予想ではありますが、訴えているんじゃないですかね?

ただし、首根っこをつかめずに訴えられない状況なだけだと思っています。

もちろん、面倒である、著作権法は親告罪といい、著作権者が直接訴えなければいけないでしょうが、これだけ集英社からも言われれば訴えていないはずはないと思います。

ただしうまく法律から掻い潜られているのであれば確かに捕まえることは困難ですね。

訴えない

海賊サイト「漫画村」10〜20代の意識調査 「存在を知っていても購入する」が7割

とある通り、現状無料で観れるとは知ってはいても購入する人がいるために動いていない?という考えもあるみたいです。

グーグルから消せないのか

今はインデックスされているサイトであるからして、違法行為であればグーグルの検索からインデックスされないようにできるでしょうが、

ノーインデックスされ、グーグルの検索から外れたとしても、アドレスがわかれば意味ないですなあ。

漫画家さんたちはどう思っているのか

一部の漫画家さんたちは、漫画村を見られていることに非常に残念な気持ちを抱いているようでした。

自分たちが命をかけて創り出したものを、等価交換をされずに見られる気持ちは計り知れないでしょうが、

漫画村によって広く知られた人もいるだろう、や、創作の本質として資本を手にするためではない人もいる。などの声もネットには上がっていました。

これからどうするのか?日本人

漫画村の件に関しては賛否両論で、悪くは思わないという人まで現れています。

逆に日本の民度を疑うというツイートもありますが、youtubeでの著作物の違法に関しては何もないのか、という声もあったりと、どちらが優勢であるかは、分かりませんでした。

仮に、漫画村の登場で漫画産業自体が危うくなるのであれば、やめて〜!と思う人も増えるでしょう。

正義、悪は勝ったものがつけるといういい例

倫理的に言えば、昔であれば確実に悪の行為でしょう。

ですが、ネットというものが新しいものであり、法律も整備しきってはいない中で、倫理で判断ではなく、「便利」を優先し、違法ギリギリであるものが世の中には溢れてしまいました。

その便利があるがゆえに、このような自体になっても、一つを検挙することが難しくなったのかもしれません。

無理、わがままを通しきった方が正義になるのだなと思わされる事件のいい例だと思いました。

僕的には漫画が好きな方には、漫画本で読んでほしいと思いますが、どちらともに推奨やおすすめはしませんし、止めもしません。

ただ、一つ、何が起こるかはわかりませんので、コインチェック事件同様、全ては自己責任で。

読んでいただきありがとうございました。

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