オキアミはエビ・カニ(甲殻類)アレルギーが食べてもいいのか医者に聞いて論文調べてみた

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甲殻類アレルギーの知り合いって誰しもが一人はいませんか?

自分も知り合いに甲殻類アレルギーがいて、よく一緒に食事をするのですが、毎度食べ物を頼む前に「甲殻類って入っていますか?」って聞くようにしています。

アレルギーの度合いにもよりますが、命に関わるので、外食の時にはかなり気をつけないといけませんよね。

外食の時なら、ホールの人に聞けばいいけど、自分が普段買っているものの中に実はエビとかカニが混ざっていたら、、、と思うとゾッとします。

特にキムチとか気をつけていて、オキアミが入っているものもオキアミってエビだよな?と思って注意をしていました。しかし、どうやらオキアミはいいらしいのです。

本記事はそんな内容です。笑

甲殻類アレルギーの人って「オキアミ」入りのキムチなら食ってもええんか?っていうね。

甲殻類アレルギーでもオキアミは食べていいと医者に言われた

甲殻類アレルギーでも「オキアミ」が食べて良いのだろうか。

答えは、、、どっちとも言えないけれど、甲殻類アレルギーに反応する成分はオキアミには含まれていないために、食べても良いという回答を見ました。ネットでも調べるとちらほらある、、

自分の知人の知り合いも皮膚科の先生にそう言われたらしいです。

「エビやカニはダメだけど、オキアミはエビとは違うから食べても大丈夫」

って言われたらしいです。

本当か!?と思う人間不信な私は色々と調べてみました。笑

人命かかってますからね

インターネットで調べてみると、色々な説が出てきます。

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結論:オキアミで甲殻類アレルギーが起こるかは不明

ネットで調べた情報をまとめます。

オキアミはエビではないことが確認できますが、アレルギーが起こるかまでかは不明なために、取らない方がいいと言っている団体もあります。

○エビ、カニアレルギー
エビやカニに含まれるトロポミオシンというタンパク質が原因となります。

しらす干しの中に、エビやカニの稚魚が含まれる場合がある他、すり身の中には、魚をさばいた際に、胃袋からエビ、カニのエキスが付着している場合があるため、注意喚起記載されり場合があります。

二枚貝の中には、共生しているピンノというカニが含まれる場合もあるため、注意が必要です。

これらの事は、幼少期からアレルギーになっていた人にはある程度知識がありますが、エビカニアレルギーを発症したばかりの人にとっては、特に注意が必要です。

なお、エビとオキアミの形は似ていますが、オキアミはトロポミオシンを含まないため、エビカニアレルギーの人がオキアミを食べても問題ありません。

引用:アレルギーとは (食中毒?)を考える
一般社団法人 大日本水産会魚食普及推進センター

一般社団法人 大日本水産会魚食普及推進センターの記事では、原因となるタンパク質の「トロポミオシン」はオキアミにを含まないために食べても大丈夫、と書かれていました。

Q
えびアレルギーの場合、オキアミにはどの程度配慮すれば
よいでしょうか。オキアミはプランクトンの一種ですが、形
がえびに似ており、小えびとの区別が難しい場合もあります。
オキアミ、えびのアレルギーの関係を教えてください。

A
プランクトンとは浮遊生物の総称であり、オキアミ
は生物種としては甲殻類に分類されます。甲殻類の原
因たんぱく質はトロポミオシンで共通しているので、
エビアレルギーであればオキアミは除去しておくこと
が勧められます。

引用:
栄養教諭等のための食物アレルギーに関する
~ 実態調査からの疑問・質問への回答 ~
「安全・安心・確実な食物アレルギー対応に向けて」
指導 今井孝成 昭和大学医学部小児科学講座講師
社団法人全国学校栄養士協議会

クミタスというサイトでアレルギーについて乗っていますが、オキアミはエビではないので、アレルギーは発しないとのこと

参考:https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/%E3%80%8C%E3%81%88%E3%81%B3%E3%80%8D%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%80%8D%E3%80%8C%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

海外の論文では、オキアミは高アレルゲン性があると示しているものもあるようです

食品アレルゲンとして十脚類のトロポミオシン(TM)が知られている。本文では,十脚類属さない海産エビ・カニ類として標題オキアミ(Euphausia superba)とシャコ(Oratosquilla oratoria)のアレルゲンを患者血清中からIgE免疫ブロッティング法でTMであることを実証した。さらに,オキアミ及びシャコTMのアミノ酸配列を決定し,既知十脚類と比較検討した。ELISAでTM量を定量したところ,オキアミTM量は十脚類と同程度量であったが,シャコTM量は極めて低濃度であった。この結果から,オキアミは高アレルゲン性を示すが,シャコは低アレルゲン性しか示さないと考えた。

引用:南極オキアミやシャコの主要アレルゲンであるトロポミオシン同定とそのアミノ酸配列特性/J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902265667100904

これまで欧米で研究の対象として取り上げられたエビ類、カニ類はすべて新軟綱亜綱十脚目に属する甲殻類である。表2に示すように、わが国のアレルギー表示制度の対象となっている「えび」「かに」もいずれも新軟綱亜綱十脚目の仲間で、「えび」は板鰓亜目と抱卵亜目のコエビ下目、イセエビ下目およびザリガニ下目を、「かに」は抱卵亜目の異尾下目(ヤドカリ類)と短尾下目(カニ類)を指している。筆者らは十脚目のウシエビ(ブラックタイガー)、クルマエビ、ホッコクアカエビ(アマエビ)、タラバガニ、ズワイガニ、ケガニだけでなく、エビの代替品として食用にされることがある新軟綱亜綱オキアミ目のナンキョクオミアミ、一部地域で珍味として食べられている蔓脚亜綱有柄目のカメノテおよび無柄目のミネフジツボ、さらに寿司ねたとして利用されているトゲエビ亜綱口脚目のシャコについても検討を加え、すべての種類で主要アレルゲンはトロポミオシンであることを確認している。十脚目以外の甲殻類はアレルギー表示の対象外であるが、アレルギーの点では「えび」「かに」と同等であると考えられるので注意が必要である。とくにカメノテやフジツボについては、甲殻類であることを理解していない人も多いので、知識の普及も重要であろう。

引用:魚介類アレルゲンの本体と性状/財団法人食品分析開発センター
http://www.mac.or.jp/mail/110301/01.shtml
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甲殻類アレルギーの原因はトロポミオシン

甲殻類のアレルギーの原因はトロポミオシンと言われており、他にもいくつかのアレルギーを起こす原因が考えられますが、よく語られているのがトロポミオシンなので、専門外すぎるので、そこだけに触れていきます。笑

エビアレルギーの主な原因となるのは「トロポミオシン」というタンパク質ですが、このトロポミオシンはカニにも含まれ、互いのタンパク質構造が非常によく似ています。このため、エビアレルギーの場合は高い確率でカニにもアレルギー反応が起こり、除去をおこなう場合、エビとカニはセットで考えるのが一般的です。

このトロポミオシンは、タコやイカなどの軟体類、貝類などにも含まれています。エビやカニほどの類似性はありませんが、注意が必要です。また、魚や魚卵のアレルゲン物質はまったく別のタンパク質であるため、甲殻類を除去しても、他の魚介類はまた別に診断を進める必要があります。

引用:原因別アナフィラキシー|食物アレルギー エビ、カニ/アナフィラキシーってなぁに.jp

たこやいかにも含まれているタンパク質ですが、エビやカニとは類似性がなく、アレルギーが発生しづらいとは言えど注意は必要なようです。

そもそも、エビとカニも違ったもので、エビだけ起きるがカニは起きないという現象も起きるようで、トロポミオシンと一言で言っても種が変わると、分子構造も変わるようです

甲殻類全体にトロポミオシンが含まれているものの、強い反応をするのがエビやカニなので、アレルギー表記にもエビやカニがある?と思っていいのでしょうか。

フジツボやオキアミにもトロポミオシンは含まれてはいますが、エビやカニのものと全く同じではないために、エビやカニとは分けられて考えられているようです。

書かれている内容としてはそう言った印象を持ちます

オキアミは甲殻類アレルギー持ちでも食べていいのか

で、結局ね?甲殻類、エビ・カニアレルギー持ちの人はオキアミ入りの食べ物を摂取していいのかっていう話です。

わからねえ。笑

完全自己責任によるものなので、オキアミ入りを食べていいのか、に関しては、全くもって断言できることはありません。

用心してなんぼなので、エビやカニで大きく反応が出る人はオキアミも避けた方がいい気がしています。

ひとまずエビではないですが、甲殻類であることだけはわかりました。笑

引用
公益社団法人 日本フードスペシャリスト協会/
食物アレルギーの原因食品として問題になっている甲殻類原材料を検出するキットの開発
https://www.jafs.org/img/workshop/workshop-20_2.pdf

かかりつけ医のいうことを信じて、食べていいと言われれば食べてもいいかもしれませんが、同じ類の成分に反応をしてしまうからだなのであれば、同系統の物が入っていない食生活にしてもいいのではないか、、、とも思います。

エビが入っていないキムチもある

オキアミやエビについてめちゃくちゃ調べることになったのも知人がキムチをめちゃくちゃ食べたがっていたからです。

調べてみると、エビが入っていないキムチはちらほらあります。ただしオキアミは使われている物がほとんどです

エビやカニはアレルギーに指定されているので、アレルギー表記がありますが、オキアミはアレルギー指定されている食事ではないために、表示されていません。

表示が義務付けられているのは7種類のみで、他の21種類は義務ではないために付けられていません。

オキアミもないやつを探すのは大変ですが、自身で成分表を見ながら、オキアミが入っているかを確認するしかありません

参考:meiji / 加工食品のアレルギー表示

ご飯がススムキムチなどは、オキアミ塩辛は入っていますが、エビは入っていないために甲殻類アレルギーの人でも食べているという話を聞きます

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アレルギーに注意していこう

エビやカニなどの甲殻類アレルギーの人はオキアミ入りのキムチなどは食べてもいいのかについて調べました。

結論としては、エビやカニアレルギーは発症しなくても、近しい反応が起こる人もいる可能性がある、という意見もあり、断定して「アレルギーが起きません」とは言えないと思いました。

確かに、エビ・カニアレルギーではないにせよ、そもそも持っているアレルギー反応が大きければ、同じ類の成分に反応することも頷けるというか、、、その辺は一般素人ですし、なんとも言えませんね

これから出てくる論文に期待です

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