運び屋という映画が2019年に少し有名になりました。
運び屋というと運ぶブツのイメージが、
- 麻薬
- 銃
- 覚せい剤
- その他違法性の高いモノ
のようにとらえられますが、実際には違法性がないものを運ぶ場合があります。
そのような運び屋を俗に、ハンドキャリー、と呼んだりもします。
※以下、運び屋(ハンドキャリー)という表現をします。
運び屋(ハンドキャリー)をしている人は知り合いをたどっても少ないと思います。そこで体験をしてきた私ことさいぞーが、真実をお伝えします。
目次
運び屋(ハンドキャリー)とは
運び屋(ハンドキャリー)とはシンプルに、依頼された【モノ】を【届ける】仕事です。
どうです?シンプルですよね?
運ぶモノにはたくさん種類があります。
- 現金
- 小切手
- 重要書類
- 部品
etc
その他もあるでしょう。
これらは急に必要になることもあれば、海外へもっていくとなると、なくなるリスクもありますし、飛行機の貨物の揺れがダメなものもあったりで、人が運ぶことがあるわけです。
僕の場合は、国際間で現金を運んでいました。いわゆる金融業で、荷物として現金を輸送していたのです。
げ、現金!?!?!?と思うかも知れませんが、みなさんも普段見ていますよ?
アルソックなどの警備服をきて、お金を取りに来ますよね。あそこまで露骨に警護はしませんが、その国際版みたいなもんです。
やっていることは【お金を運ぶ】一緒です。
運び屋の仕事内容
運び屋の仕事内容の説明です。
【お金】の場合です。
- 運び先を聞いておくのは当たり前です。というよりも、信頼における関係でなければ、数千万のお金を預けることもなかったでしょう。どんな仕事内容なのか、そのお金はどこから出てきたものなのか、聞いておくべきでしょう。
- お金を受け取ります。誰かに運んできてもらうかもしれませんし、自分の口座に振り込まれることもあります。
- 運んでいる間は神経がピリピリします。一般の人を装い一切ばれないほうがいいですね。囲まれたら終わりですから。裏路地なんかにはいきませんし、人がいる場所をできる限り歩きます。居眠りもしません。
- クライアントに渡せば終了です。 中身の確認などをしてもらい、双方にOKが出れば仕事は終わりです。その国に滞在をしたままでもいいですし、滞在をせずにすぐに帰っても構いません
運び屋のスケジュール
だいたいですが、朝7時に出て、帰ってくるのが21時くらいになることが多かったです。
途中手元にお金がない時間のほうが少ないので、かなり緊張はしますが、おかげで目はギンギンに覚めてます。
毎日やるのは少し厳しいな、、、と毎日考えていました。笑
運び屋の給料は?稼げるのか?
さて、みなさんが気になる運び屋は稼げるのか?どれくらいの給料をもらっているのか?という点でしょう。
まずハンドキャリーの平均的な給料を見てみましたが、
だいたい、
15,000~30,000円と書かれていました。
なるほど、まあまあ同じくらいです。え!?運び屋というか現金を運んで朝から晩まで拘束されるのにも関わらずそれしかもらえないの!?って。
まあ、それはクライアントとの相談になると思います。日当と考えれば、交通費や食費を除いて、だいたい15000円くらいなんじゃないかな。
特別な仕事になればなるほどお金が弾むでしょうから、ただ運ぶ程度ですとあまり給料は見込めないと思います。
運び屋のメリットとデメリット
運び屋(ハンドキャリー)のメリットとデメリットです。
- 責任感が重すぎる
- 責任感の割には給料は低い
- 慣れるまでは、緊張で下痢まみれ
- 海外にタダで行ける仕事
- 圧倒的に特別な仕事
- 慣れれば空いている時間はほぼ自由
こんな感じです。
僕の場合は、毎日緊張で寝れなくて、普通に不眠症になりました。
結果どうなったかというと、仕事が続けられなくなり、辞めることになりました。
人によっては合うかもしれませんが、メンタルが強靭な人のほうがいいでしょうね。
運び屋になりたい!どこで見つける?求人は?
運び屋になりたい!と叫ぶそこの君、求人はどこにあるのかな?気になりますよね。
残念。
僕が見た限りでは、求人はどこにもありませんでした。
じっと求人を見て探すか、知人に声をかけてみるのが良いでしょう。
僕に声をかけてもらえば、仕事があるときには斡旋(紹介)をするかもしれませんが、モノが高いものになると怖いので、ネットで知り合った人に運んでもらうのは怖いですなあ。
がちがちに契約書結んで、GPSをつけても、逃げる人は逃げるみたいです。悲しいかな。
運び屋をする前に気を付けたほうがいいこと
もしも、の話ですが運び屋(ハンドキャリー)を行うことになった場合に気を付けることを書いておきます。
- 仕事の詳細をはっきりとさせること
- 契約の内容をはっきりとさせること
- 運ぶ先の情勢を見ておくこと
- 運ぶ服装や小物はそろえること
- モバイルバッテリーは絶対(笑)
まとめ
運び屋(ハンドキャリー)の体験談でした。
- 運び屋(ハンドキャリー)の求人は中々ない
- 仕事の内容の割には給料は安い
- 準備をしっかり、変な仕事は絶対にしない
怖い体験談もしましたけど、楽しいことのほうが多かった気がします。
AIが増えても、人がやったほうが早いものや、人がやったがほうが信頼できる人は一定層いるでしょうから、一応は需要がある仕事だとは思います。
ですが、重要な仕事だからこそ、ちゃんと給料は欲しいなあ、とは個人的には思います!
ちなみに、この仕事で稼いだ額は1カ月40万円
2 件のコメント
サイトを読ませていだきました。どうか私にお仕事を教えて頂けないでしようか。
自分で言うのもなんですが、やめておいたほうがいいと思います!!そして斡旋するのは現在難しいです・・・お役に立てずすみません。