学歴フィルターは仕方がないんだよ!
急にどうしたって思いますか?つい先日「学歴は関係あるのか」について友人と話あい、
かつ他の国の教育方法に興味があってよく本を読むので、日本で”仕方がない”と思ってならない私。
私自身も就職活動では100社以上の説明会を受けて2社しか内定をもらえないという。笑
もちろん私も悪かった面が多々ありますし、学歴フィルターを直で感じた1年でもありました。
今回はそんな嘆きの話です。
何かを解決する方法ではありませんが、「そうだよねー!」と共感してもらえれば何より。
目次
学歴フィルターとはどんなもの?
さて、世間できく学歴フィルターとはどのようなものを指すのでしょうか。
それぞれに定義を持っていていただいて構いませんが、ここでバシっと決めておくことで、後から解釈がずれないので良いと思います。
学歴フィルターとは、簡単に学歴による差別、主に悪い方向への差別。と考えていただければいいでしょう。
例えば、就職活動の際に、説明会へいき、先方の会社の人事と仲良く話したとしましょう。「君はどこの大学なんだい?」と聞かれて「●●大学です」と答える。
途端に人事の表情は凍ってしまい、「ああ、そうですか。」と態度も変わってしまう。
これが現代のア●人事である。学歴によるフィルターはあって至極当然だから別にいいんだけどね。
学歴フィルターは仕方がない
学歴フィルターは仕方がないと私は思っています。
なぜって、理由は簡単で、そもそも日本の教育自体が学校格差が激しいからです。
国際学力調査(PISA)の数値を見るとわかりますが、日本では、学校による格差が激しいです。
要は学校によって教育レベルが違うということです。フィンランドなどは学校による格差はなく、校内の格差が激しいですが、日本は校内での格差は激しくありませんが、学校格差が激しい国です。
学校による格差があるということは、卒業する学校によって学力レベルが違うということ。
企業としては、優秀な自頭のいい、学力レベルの高い、勉強をする努力のできる人をとった方がいいというのは経営上仕方がなく、当たり前とも言える。
お金にならないし、伸びそうもないけど、御社の商品を買うよ!と言っているようなもので、経営ではそう言った非合理的なことはそうそう起きないでしょう。
なので、自ずと学歴で判断されるのは当たり前だと言えます。
学歴フィルターを強烈に感じた体験談
学歴フィルターを強烈に感じた体験は就活でした。
当時就職活動には合同企業説明会というものがあり、(現在でもあると思います)
合同企業説明会では、複数の企業が自社の説明をしながら、目星ある学生を見つけて自社の説明会や面接にスカウトするというものです。
私も東京で就職先を探していましたから、合同企業説明会に参加する機会がありました。
夜行バスを予約して、バスに乗ろうとしたその時、夜中にメールが一通届きました。
「明日の説明会は人数オーバーのために参加することができません」
そのメールを見たとき、シンプルに「早く言えよ、アホすぎる」と思いました。
こっちは地方から東京に行こうとしていて、バスの予約を前もってしないといけないのにも関わらず、前の日の夜中です。
思わずメールを入れました。
メールの内容は、学生をなめない方がいいぞ、対応が非常に失礼である。という内容。人数オーバーは仕方がないからね。
すると次の日の朝に電話がかかってきて、申し訳ありません。ご参加ください。というではないか。
思い切って行ってみたところ、驚くことに人数はオーバーしていなかった。
では、なぜ私に来なくていいというメールがきたのか。理由は私がFランクの大学だったからだった。
合同企業説明会には、マーチと呼ばれる大学以上の学生だけを集めていてそのほかには一切集められていなかった。
なるほど世の中はこんなものかーと思いもしましたが、就職活動って戦争だよね!と押し殺してそのまま説明会を受けました。
結果はぼちぼち優秀と呼ばれる大学からはポンコツしかいなかったので、かなり声がかかりましたが、気のいい1社だけ説明会に行かせていただくこととなりました。
定員オーバーと嘘をついてまで、低学歴の学生は説明会に参加させないというやり方にかなりの憤りを今でも覚えています。
本当は企業名言っちゃってもいいのですが。笑
営業妨害になりかねないので、伏せておきます。FBなんかで偉そうなことを言っている社長が運営している就活イベントはほとんど「学歴」か「顔」で選んでますから。
あームカつく。笑
学歴フィルターがある現代でどのように就活をするのか
学歴フィルターがある現代でどのように就活をするのがいいのだろうか。
今考えてみると、まずは現状を認めることから始めるべきだった、と思っています。
学歴なんて関係ない!と思いながら、同じような就職活動をしてもおそらくは落とされるでしょう。
何事も無理なら、無理という現状を認めることから始めるべきでしょう。
今は無理、ならどのようにすれば可能性が1%でも増えるのか、と考えるのが良いです。
例えば、私の場合は企業に合わせて企画書を作ってみたり、自分の自己紹介パンフレットのようなものを用意して会話を円滑にする道具を作ったりしました。
- 企画書を作る
- 自己紹介パンフレットを作る
- 名刺作ってみる
- 誰よりも元気!
などなど
営業活動と同じです。自分の売り込みとして、ネームバリューがないのであれば、自分はこういう人間だというアピールと熱意以外に方法がありません。
もちろん資格や実績もありませんから、アピールと熱意以外はないんです。文字通り。
私は学歴フィルターかけてますよーという社長に対して準備して挑み見事に内定をもらうことができました。
なので、まずは受け止めること、そこからどのようにすれば周りとの差別化がはかれるのかを考え、実行するのが良いかと思います。
社会に出れば学歴フィルターは関係ない?めちゃくちゃある
ちなみに余談ですが、就職活動では学歴フィルターは間違いなく日本では関係がありますが、
社会に出ればどうでしょうか?
答えは、ものすごーーーーーーーーく関係あります。もう、めっちゃあります。
学歴フィルターでしかありません。ベンチャー企業であれば気にしないところもあるでしょうが、上の立場にいくのは難しいでしょう。
一部のハイスペックである人を除き、上の立場に立つときには学歴は気にされます。
学歴フィルターをかけられて就職活動をするわけですから、学歴フィルターをかけて人をみるようになり、学歴が上の立場の人の方が権威があるように見えるために、管理ポストとして就任しやすいという至極簡単なロジカルです。
ムカつきますけどね!笑
なので、
- ダントツで一番の誰からみてもわかる能力を身に着ける
- 自分で事業をする
ってのも手です。社長になれば学歴は関係ないですしね。
一部の学歴なんて関係ないってのは結果論であり、その人にとっては確かに関係がありませんでしょうが、
全体をみたときには紛れもない学歴フィルターがかかっているので、「この人バカなのかな?」って思っちゃいますよね。
まあ、自伝書なんて、自慢話の塊でマスターベーションのための本ですから、根も葉もないこと書いていただいて構いませんが…
学歴のなさを認めてからが勝負
学歴のなさを認めてからが勝負だと思います。
くよくよ悩んでいて現実が変わるならたくさん悩みますけど、基本的に悩みって問題は一向に解決しないし、前にも進んでいないので、まずは現実を受け止めましょう。
認めて、悔しがって、後悔して、でも前に進まないと行けなくて、そのためにどうするのかって歯を食いしばった方が確実にいいです。
実際に学歴は関係あるけど、学歴がなくても社会的な成功(名誉、地位、権力)をある程度身につけた人はいると思います。
確率論的には低いですけどね。笑